大地震で被災 一時帰国の医師“ミャンマーへ支援を”
ミャンマー大地震の発生から1週間が経過した4日、ミャンマーで被災した吉岡秀人医師が一時帰国し、ミャンマーへの支援を訴えました。
医療NGO「ジャパンハート」創設者の吉岡秀人医師は、ミャンマー大地震が発生した際、震源地近くで医療支援活動を行っていました。手術に向け全身麻酔をかけた患者を人工呼吸器を使いながら屋外へ避難させたということです。病院の一部は崩壊。大きな被害を受けました。
3日に一時帰国した吉岡医師。ミャンマーの現状について…
「ジャパンハート」創設者 吉岡秀人医師
「通信状況も非常に悪いもので、特にあの辺悪くなっていて、どこでどんな患者、病気の人がいて、どういう人が困っているか把握できていない」
また吉岡医師は、このままの状態だと5歳以下の子どもやお年寄りの死亡率が上がってくるだろうと述べた上で…
「ジャパンハート」創設者 吉岡秀人医師
「(医療を受けられない)人たちを助けているというつもりで、ぜひこの問題に関わっていただければ」
ミャンマーへの支援が必要だと訴えました。
吉岡医師は、2週間後、再びミャンマーに渡り医療支援活動を続けるということです。