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露ウクライナ首脳 監視用無人機導入で合意

2014年10月18日 10:03

 ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領が17日、会談し、停戦合意後も局地的な戦闘が続くウクライナ東部の状況を監視するため、無人機を導入することで合意した。

 プーチン大統領とポロシェンコ大統領の会談は17日、ASEM(=アジア・ヨーロッパ会議)首脳会議が開かれていたイタリアで行われた。先月の停戦合意後も政府側と親ロシア派の戦闘が局地的に続くウクライナ東部の情勢について、「停戦合意を順守することが重要」との認識で一致した。その上で、停戦が守られているか監視するために無人機を導入することで合意した。

 また、会談では、代金の未払いを理由にロシアが停止している天然ガスの供給問題についても話し合われた。厳しい寒さに見舞われる冬の間だけ天然ガスを供給することでは合意したが、支払額を巡る溝は埋まらなかった。