エボラ患者入院の病院職員がクルーズ船に
西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱は、死者の数が4500人を超えた。
WHO(=世界保健機関)は17日、エボラ出血熱の感染者が9216人、死者数が4555人に上ったと発表した。1人が感染していたアフリカのセネガルについては、患者の回復後、所定の期間が過ぎても新たな感染者が出なかったとして、「事態が終息した」という。今回のエボラ出血熱をめぐり、「終息宣言」が出されるのは初めて。
一方、アメリカで、エボラ出血熱で死亡した男性が入院していた病院の職員が、カリブ海をめぐるクルーズ船で旅行中であることがわかった。この職員は死亡した男性の体液に触れた可能性があるという。職員は現在、船内で隔離されているという。