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“自殺”職員、携帯電話に「申し訳ない」

2014年10月18日 17:16

 韓国・ソウル近郊の城南市の野外ライブ会場で17日、通気口のフタが落下し27人が死傷した事故で、通気口周辺で安全対策がとられていなかったことが分かった。

 この事故は17日、野外ライブが行われていた広場で通気口のフタがはずれ、その上に乗っていた観客が転落したもので、16人が死亡、11人が重軽傷を負った。事故対策本部によると、通気口の周辺には警備員が配置されていなかった他、フェンスも設置されておらず主催者側の安全管理の甘さが浮き彫りとなった。

 一方、イベントの安全対策を担当していた30歳代の男性職員が、18日朝、会場の近くで死亡しているのが見つかった。地元警察によると、男性職員の携帯電話には「亡くなられた方に申し訳ない」などというメッセージが残されていたという。男性職員は18日未明まで警察の事情聴取を受けており、その後、飛び降り自殺したものとみられている。