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エボラ拡大恐れ…アフリカ選手権開催国変更

2014年11月13日 12:42

 西アフリカを中心に感染が広がっているエボラ出血熱による死者が、5000人を超えた。

 WHO(=世界保健機関)は12日、エボラ出血熱による死者の数が5160人となったと発表した。また、感染者は疑いも含めて14098人に上っている。先月下旬に初めて感染が確認された西アフリカ・マリでの死者が4人となり、さらなる拡大が懸念されている。

 こうした中、アフリカサッカー連盟(=CAF)は11日、来年1月に開催予定のアフリカ選手権について、開催国を北アフリカのモロッコから変更すると発表した。モロッコは、西アフリカから多くの観客が訪れることでエボラ出血熱の感染が拡大する恐れがあるとして開催の延期を求めていた。アフリカサッカー連盟は日程の変更はせず、別の場所での開催を検討しているという。