イスタンブールのテロ、犯行声明を撤回
今月6日、トルコの最大都市・イスタンブールの観光の中心地で警察署を狙った自爆テロにより2人が死傷した事件で、犯行声明を出していた極左組織がこれを撤回した。
トルコのメディアによると、この極左組織は9日、「犯行は我々が行ったものではない」「犯行に関する声明を撤回する」「全ての民衆に謝罪する」などと声明を発表したという。
この事件は、イスタンブールのスルタンアフメット地区で6日、「財布をなくした」といって警察署に現れた女が、身につけていた爆発物を爆発させたもの。自爆テロとみられている。ロイター通信によると、この事件で警察官1人が死亡、1人がケガをした。
現場は世界文化遺産に登録されている観光の中心地で、日本人にも人気のブルーモスクやアヤソフィア博物館のすぐ近くだった。