アメリカの首都ワシントンでは１７日、前日からの雪と寒波のため政府機関が今シーズン初めて臨時に休業した。

　ワシントンでは１６日の夕方から雪が降り始め、出張先からワシントン郊外のアンドリュース空軍基地に戻ったオバマ大統領も安全確保のためヘリコプターでなく車でホワイトハウスに帰宅した。市内の積雪は１０センチ程度にとどまったが、１７日は政府機関や学校がすべて休みとなり、博物館なども休業したため、観光客からは戸惑う声も聞かれた。

　雪の峠はすでに越えているが、ワシントンでは２０日にかけ最低気温が氷点下１５℃以下になると予想されていて、気象台は路面の凍結などに注意を呼びかけている。