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国際
2015年2月24日 11:31

安保理で公開討論 韓国、日本へけん制か

 国連の安全保障理事会で23日、「戦後70年」をテーマにした公開討論が行われ、中国の王毅外相は「ある国は、過去の侵略の罪をごまかそうとしている」と名指しを避けながらも日本をけん制した。

 公開討論は、今月の議長国を務める中国が主催したもの。王毅外相は冒頭で「今年は反ファシストの戦争勝利から70年記念だ」とした上で、日本を念頭に次のように述べた。

 王毅外相「戦争の歴史的事実は明確であるのに、ある国は真実を認めたがらず、審判を覆そうと試み、過去の侵略の罪をごまかそうとしている」

 また、韓国の呉俊国連大使は「歴史の教訓を無視することで、国連憲章の理念に挑戦する試みがある」と述べた。夏に戦後70年談話をまとめる安倍政権を安保理の場でけん制する狙いもあるとみられる。

 これに対して、日本の吉川国連大使は「日本は戦後、第二次大戦の深い反省の下、平和を愛する国家としての道を歩み、世界の平和と安全に貢献してきた」と反論した。吉川国連大使は「戦後、平和国家として歩んできたことは日本人の誇りであり、今後も変わることはない」と強調した。