ヨルダン川西岸で大規模な軍事衝突 パレスチナ人5人が死亡
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で19日、イスラエル軍と武装パレスチナ人との間で大規模な軍事衝突があり、15歳の少年を含むパレスチナ人5人が死亡しました。
軍事衝突があったのは、イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸、北部ジェニンの難民キャンプです。ロイター通信によりますと、この攻撃で15歳の少年を含む5人のパレスチナ人が死亡、90人以上がけがをしたということです。イスラエル軍は死亡したパレスチナ人のうち少なくとも3人が武装組織に属しているとしています。
今回の衝突はイスラエル軍がヘリコプターで空から攻撃をおこなうなど、大がかりなものとなっています。地元メディアは戦闘用のヘリコプターが使われるのは20年ぶりだと報じていて、さらなる情勢の悪化が懸念されています。