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ヒラリー氏、“異例の”選挙戦スタート

2015年4月15日 7:49

 来年のアメリカ大統領選挙への出馬を表明したヒラリー・クリントン前国務長官が14日、事実上の選挙戦をスタートした。

 クリントン氏は、大統領選のカギを握る重要な州・アイオワ州での学生たちとの対話を、事実上の第一声とした。わずか十数人という少人数で、選挙戦のスタートとしては異例の形式。いわゆる草の根的な手法で、親密さをアピールする狙い。

 クリントン氏「私は4つの大きな分野で戦い、アメリカ国民を守りたい」「その話し合いを始めるため、ここアイオワに来たのです」

 クリントン氏は、経済の強化やテロなどの脅威への対策といった4つの分野に重点的に取り組むと強調した。

 出馬表明後、クリントン氏はニューヨークから車で市民と触れ合う旅を続けている。14日に訪れた町では、カフェで地元の住民らと1時間余りコーヒーを楽しむなど、親しみやすさを演出した。