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銃撃戦で20人以上が死亡 マケドニア

2015年5月11日 12:24

 ヨーロッパ・バルカン半島にあるマケドニア北部で9日、警察と武装集団の間で銃撃戦があり、22人が死亡した。

 マケドニア北部・クマノボで9日、警察が武装集団を摘発しようとしたところ、激しい銃撃戦となった。襲撃戦は24時間以上続き、武装集団のメンバー14人が死亡したほか、警察官8人が死亡、37人がケガをした。マケドニアの内務省は、武装集団はアルバニア系で隣国コソボから来たとしていて、政府関連施設の襲撃も計画していたと指摘している。

 マケドニアはマケドニア人が多数を占めるが、アルバニア系住民も約25%おり、2001年には自治権拡大を求める戦闘も起きていることから、現地では民族間の緊張が高まることが懸念されている。