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北朝鮮、国連事務総長の訪朝許可取り消し

2015年5月20日 16:09
北朝鮮、国連事務総長の訪朝許可取り消し

 韓国を訪問中の国連の潘基文事務総長は、21日に予定していた北朝鮮訪問について、北朝鮮側からの許可が取り消されたことを明らかにした。

 潘事務総長は21日、北朝鮮を訪問し、南北が共同で運営する開城工業団地を視察する予定になっていたが、北朝鮮は20日未明になって「許可を撤回する」と伝えてきたという。

 潘事務総長「突然の撤回について、何の説明もなかった。平壌の決定は非常に遺憾だ」

 潘事務総長によると、訪問は南北の合意に基づくものだったが、撤回の理由について北朝鮮側からは説明はないという。潘事務総長は19日の会見で、「北朝鮮当局に、ミサイル発射や核開発は国連安保理決議違反だと話したい」と述べていて、この発言に北朝鮮が反発した可能性もある。