北「核兵器が小型化の段階に」日米韓を威嚇
北朝鮮の国防委員会は20日、「核兵器が小型化の段階に入り、ミサイルの精密化も進んでいる」と述べ、アメリカや日本を威嚇した。
国防委員会の報道官は20日、「核攻撃の手段は小型化、多種化の段階に入って久しい」と述べた上で、「長距離ミサイルの精密化が進み、最上の命中率を保証できる段階に至った」と主張した。
北朝鮮国防委員会報道官「(アメリカ・日本・韓国は)威力ある打撃手段が、命中させる臨戦態勢にあることを忘れてはならない」
北朝鮮は今月9日、潜水艦からのミサイル発射に成功したと発表するなど、ミサイル開発を強化する姿勢を示している。北朝鮮としては、ミサイルに搭載する核兵器の小型化が進んでいると強調することでアメリカへの圧迫を強めた形。
一方、北朝鮮外務省の報道官は「オバマ政権が米朝関係を最悪に追い込んだ」と批判した上で、「我々にはアメリカを圧迫する能力と手段がある」と威嚇した。