ハリケーンで被害の激戦2州…トランプ氏が僅差でリード
アメリカ大統領選挙は、日本時間の6日朝から開票作業が始まりました。選挙戦のカギを握る激戦州のうち、ハリケーンで大きな被害を受け選挙戦への影響が注目されるノースカロライナ州からです。
ハリケーンにより甚大な被害を受けた地区のひとつ、アッシュビルでは、川が増水し、冠水したという通りにはまだ多くのがれきが積み重なっていて、被害の大きさを物語っています。
ノースカロライナでは、ハリケーンの影響で、期日前投票所が一部閉鎖するなど、投票率の低下が心配されていましたが、4日までに投票した人は440万人を超えていて、州としては過去最多となっています。
選挙戦へのハリケーンの影響が注目されるノースカロライナとジョージアの最新の状況ですが、アメリカ主要メディアの共同調査によると、ノースカロライナは開票率38%でトランプ氏が51.6%、ハリス氏が47.2%。隣のジョージアは、開票率66%の時点でトランプ氏が52.8%、ハリス氏が46.6%で、ともにトランプ氏が若干リードする展開になっています。