エジプトの首都・カイロ中心部にあるイタリア領事館前で１１日、爆弾が爆発し、１人が死亡した。

　地元メディアなどによると、カイロ中心部のイタリア領事館前で１１日、爆弾を積んだ車が爆発し１人が死亡、子どもを含む７人がケガをした。現場は考古学博物館などの観光名所にも近く、外国人の行き来も多い場所。エジプトでは現政権と対立するイスラム組織によるテロ事件が相次いでいるほか、東部のシナイ半島ではエジプト軍が過激派の掃討作戦を行っていて、攻撃の応酬が続いている。

　イタリアの外相はツイッターで、「イタリア人の犠牲者はいない、脅迫には屈しない」と述べている。