イランの英国大使館 4年ぶり再開
イギリス政府は23日、閉鎖していた中東・イランの大使館を約4年ぶりに再開した。
イランの首都・テヘランで23日、イギリス大使館再開の記念式典が開かれた。これにあわせてイギリスのハモンド外相もテヘランを訪問した。また、ロンドンにあるイラン大使館も再開される。
イギリスとイランは、2011年にテヘランで起きた暴徒化した学生たちによるイギリス大使館襲撃事件以降、それぞれ大使館を閉鎖していた。
人口約8000万人の巨大市場を抱え、豊富な天然資源を持つイランには、先月の核協議の合意を受け、すでにフランスやドイツなどの閣僚が訪問しており、市場開拓を視野に関係構築を目指す動きが活発になっている。