タイ爆弾テロ“首謀者”の逮捕状請求へ
20人が死亡したタイの爆弾テロ事件で、タイの警察はすでに逮捕した男の供述から犯行グループの首謀者とみられる男の逮捕状を取る方針を固めた。
捜査関係者によると、首謀者とみられているのは、中国のパスポートでタイに入国した「イザン」と名乗る男。今月1日に逮捕されたユスフ・ミライリィ容疑者は、実行犯とされる「黄色いシャツの男」に爆弾を渡したと認めていて、その方法などを指示したのは、この「イザン」と名乗る男だと供述しているという。
警察は、この男が犯行グループの首謀者とみて14日にも逮捕状を取る方針。男は爆弾テロ事件前日の先月16日にタイからバングラデシュに行き、その後インドに出国した記録が残っているという。