イラク軍、モスル奪還に向けた作戦を開始
イラク軍は24日、過激派組織「イスラム国」が支配する北部の主要都市・モスル奪還に向けた作戦を始めたと発表した。
イラク国営テレビによると、イラク軍は24日、北部のニナワ県の奪還作戦を始めたと発表した。すでに複数の村を掌握し、イラク軍の旗を立てたとしている。「イスラム国」が支配を続けるニナワ県の主要都市・モスルの奪還を最終的な目標としていて、ロイター通信によると、アメリカ主導の有志連合やクルド人の部隊も作戦に加わっている。
モスルをイラクの拠点とする「イスラム国」側は、一般市民を盾に抵抗を続けるものとみられ、作戦は長期化も予想される。