「イスラム国」の化学兵器関連施設を破壊か
アメリカのニュースサイトは9日、アメリカ主導の有志連合がイラクで、過激派組織「イスラム国」の化学兵器関連施設、少なくとも2か所を破壊したと伝えた。
ニュースサイト「デイリー・ビースト」によると、有志連合は今週、イラク北部のモスル近郊で「イスラム国」の化学兵器関連施設を標的とした空爆を少なくとも2回行ったという。
国防総省は9日の会見で、この情報についての確認は避けたが、「イスラム国」が複数回にわたって化学兵器を使用したことはわかっていて、今年に入ってからも使われたことを確認していると述べた。また化学兵器は、粉末状のマスタードで、砲弾などに詰めるタイプのものだとしている。