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有志連合“誤爆”でイラク兵9人死亡

2015年12月20日 8:31
有志連合“誤爆”でイラク兵9人死亡

 過激派組織「イスラム国」に対してアメリカ主導の有志連合が行っている空爆で誤爆があり、イラク軍の兵士9人が死亡した。

 ロイター通信によると、イラク軍の地上部隊が18日、中部の都市・ファルージャ付近で有志連合に誤爆された。イラクのオベイディ国防相は19日、軍の兵士9人が死亡したと明らかにした。

 一方、中東を訪問しているアメリカのカーター国防長官は記者団に対し、アメリカ軍による誤爆の可能性を認めた。有志連合とイラク軍の双方が関係したミスによるものという見方を示していて、今後、調査が行われるという。

 また、カーター長官はイラクのアバディ首相と電話で会談し、犠牲者への哀悼の意を伝えた。