米、カメルーンに最大300人の兵士派遣へ
アメリカ政府は14日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の脅威が広がっていることを受け、西アフリカのカメルーンに最大300人規模の軍を派遣することを決めた。
ナイジェリア北部を拠点とする「ボコ・ハラム」は周辺国にも勢力を広げつつあり、隣国のカメルーンでも自爆テロが起きている。また、「ボコ・ハラム」は過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓っている。
ホワイトハウスの報道官は会見で、カメルーン政府の要請を受け、兵士約90人の派遣に着手したことを明らかにした。兵士らは、上空からの情報収集や監視・偵察など、カメルーン軍の側面支援をするとしていて、直接、戦闘は行わないと強調した。今後、派遣の規模は最大で300人ほどになる見通し。