高速鉄道発砲 イスラム過激派メンバーか
オランダからフランスに向かう高速鉄道の車内で21日、男が銃を発砲し3人がケガをした事件で、フランス当局は22日、男についてイスラム過激派のメンバーの可能性があることを明らかにした。
発砲した男は、乗り合わせたアメリカ軍の兵士に取り押さえられたのち逮捕され、取り調べを受けている。捜査を指揮するフランスのカズヌーブ内相は22日、会見を行い、男がイスラム過激派のメンバーとして去年、スペインから情報提供を受けていたモロッコ国籍の26歳とみられることを明らかにした。
男は自動小銃や刃物も持っていたということで乗客を無差別に狙うテロを企てた可能性もあるとみてフランス検察のテロ対策班が捜査を始めている。