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極右思想が動機か EU残留派女性議員殺害

2016年6月18日 6:44
極右思想が動機か EU残留派女性議員殺害

 イギリスで国民投票を前にEU(=欧州連合)残留派の女性議員が殺害された事件で、地元警察は容疑者の男の極右思想が動機となった可能性が高いとみて捜査していることを明らかにした。

 中部の町・バーストールで労働党のコックス下院議員が殺害されたこの事件では、容疑者の男が犯行当時に極右団体の名前と同じ言葉を叫んでいたことがわかっている。また、アメリカの人権団体は容疑者の男がアメリカのネオナチ団体の支持者だったと発表している。

 こうした中、地元警察は17日、男がコックス議員を狙ったとの見方を示した上で、男の政治思想が動機となった可能性が高いとみて捜査していることを明らかにした。また、男が過去に精神疾患の病歴があったことについても犯行との関連を調べているという。