米・連続で黒人男性射殺 抗議活動広がる
アメリカ中西部のミネソタ州で6日、車を運転していた黒人男性が警察官に銃で撃たれ死亡した。アメリカでは前の日にも黒人男性が警官に撃たれて死亡していて、抗議活動が広がっている。
黒人男性が撃たれた直後とされる車内の映像では、ぐったりとする男性に拳銃が向けられている。
女性「彼が財布に手を伸ばしたら、警官が撃った」
映像は、同乗していた女性が撮影し、ネットに公開したもので、男性を撃った警察官の非を訴える。
警官「手を上げろと言ったんだ!」
女性「いや、身分証を出せと言った」
同乗していた女性によると、車のテールランプが切れていたため停車を命じられ、男性がポケットから身分証を出そうとしたところ、警察官が4、5発発砲、男性は死亡した。アメリカでは5日にもルイジアナ州で黒人男性が白人警官に撃たれて死亡しており、抗議活動が広がっている。
警官による発砲に抗議するデモは、現地以外にもニューヨーク、ワシントン、シカゴなど大都市にも急速に広がっている。