IAEA、北朝鮮を「最も強い言葉で非難」
IAEA(=国際原子力機関)は先月30日、オーストリアのウィーンで開かれた年次総会で、5回目の核実験を行った北朝鮮に対し、「最も強い言葉で非難する」との決議を、全会一致で採択した。
北朝鮮の核をめぐる活動についての決議は毎年出されているが、今年は2度の核実験を行っただけでなく、寧辺の核施設で核兵器の材料となるプルトニウムの取り出しの動きが見られることにも言及した。
そのうえで、北朝鮮の行動は、国連安全保障理事会やIAEAの決議への違反行為だとし、「最も強い言葉で非難する」としている。
また、北朝鮮を核保有国とは認めないとして、6か国協議で合意された非核化に向け、北朝鮮が明確な方策をとるよう求めた。