“最大級” 大型ハリケーンがカリブに直撃
カリブ海のハイチやキューバを大型ハリケーンが直撃し、深刻な被害が出ている。
ロイター通信によると、ハリケーン「マシュー」は、カリブ海沿岸地域のハリケーンとしては過去10年で最大級で、ハイチでは少なくとも26人が死亡した。被害が大きかった南部では、8割の家屋が被害を受けた地区もあったという。
またキューバでは、巨大な鉄塔が折れ曲がったり、家屋が倒壊したりした他、大規模な停電も発生した。ハリケーンはいったん勢力を弱めた後、再び強めながらアメリカのフロリダ半島に接近、6日、上陸の恐れも出ている。
米南部の4つの州では、非常事態宣言が出され、避難する車で道路が渋滞するなど混乱も起きている。