トランプ大統領「報道機関は抵抗勢力だ」
アメリカのトランプ大統領は1日、イラクなど7か国からの入国を停止する大統領令に批判が高まっていることなどを念頭に、「報道機関は抵抗勢力だ」などと改めて批判した。
カーソン住宅都市開発長官らアフリカ系アメリカ人との会合で、トランプ大統領は改めてメディアへの不満を口にした。
トランプ大統領「メディアは偏見を持ち非常に侮辱的だ。彼らの多くが抵抗勢力だ。不誠実な人々だ」
こうした中、ホワイトハウスの定例会見でも変化がみられた。初めてスカイプが取り入れられ、遠隔地の記者が会見に参加した。
スパイサー報道官「初めてのスカイプでの質問を受け付けることを喜ばしく思う」
CNNテレビなど大手メディアを敵視するトランプ政権は、これまで会見に参加しなかったメディアにも門戸を開く方針を示していた。
一方、安全保障を担当するフリン大統領補佐官は1日、イランが中距離弾道ミサイルの発射実験を行ったことについて、国連安保理の決議違反だと非難した。
トランプ政権は、オバマ前政権によるイランとの核合意を批判していて、イランに対し強硬な姿勢を示している。