小池都知事、ことし初の定例会見
東京都の小池知事は6日、ことし最初の定例会見に臨んだ。
小池知事は東京の魅力をより分かりやすく明確に発信するため海外に向けた新しいロゴとキャッチフレーズの作成を明らかにした。
都のロゴは舛添前知事が作成した「&TOKYO」がすでにあるが、検討会で「浸透していない」などと指摘されていた。しかし、すでに多くの企業などが使用していることから、廃止はしないという。
また、食べられる食品が捨てられる「食品ロス」を減らすため賞味期限が迫っている都の備蓄食品を提供する新しい取り組みも発表した。これまでは、家畜の飼料などにされていたが、廃棄される物も多く、約10万食分のクラッカーを都立動物園やスポーツイベントで配布するという。
一方、夏の都議会議員選挙に向けては「勝てる候補者を擁立したい」などと意気込んだ。
小池知事「改革の同志が大きく挑戦でき、勝利を収められるような方策をあらゆる選択肢をもって進めていきたい」
選挙の結果は都政運営に大きな影響を与えるため注目されている。