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“オバマケア”代替案 採決を見送り

2017年3月24日 5:44

 アメリカのトランプ大統領が最優先課題に掲げるオバマ前大統領の医療保険制度改革、いわゆる「オバマケア」の見直しについて、23日中を予定していた代替案の採決が見送りとなった。

 オバマケアの代替案をめぐっては、与党・共和党の中からも反対意見が出ており、トランプ大統領も自ら説得を続けている。

 スパイサー報道官「トランプ大統領は共和党がホワイトハウスを取り戻し、議会で多数派となり、オバマケアを終わらせるという選挙公約を、今夜、共和党議員が果たすことを期待している」

 しかし、議会・下院での可決の見通しが立たないことから、23日中の採決を見送ることになった。“目玉公約”が仮に否決となった場合は政権運営へのダメージが大きすぎると判断したとみられる。

 ホワイトハウスの高官は、日本テレビの取材に対して、採決は24日の午前に行い、「可決できると確信している」とコメントした。