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国際
2017年4月6日 4:44

シリアで化学兵器か 国連安保理が緊急会合

 内戦が続くシリアで化学兵器が使用された可能性があることを受けて、国連の安全保障理事会は5日、緊急会合を開いた。アメリカは、「アサド政権による攻撃だ」と指摘した上で、シリアとロシアを非難した。

 この問題は、シリア北西部のイドリブ県で4日に空爆があり、市民らが化学兵器によるとみられる症状を訴えたもの。猛毒のサリンが使われた疑いが指摘されていて、「シリア人権監視団」は、20人の子どもを含む、少なくとも72人が死亡したと伝えている。

 安保理は5日に緊急会合を開き、この中でアメリカのヘイリー国連大使は、「アサド政権が化学兵器を使用した」と指摘した上で、シリアとロシアを非難した。

 米国・ヘイリー国連大使「ロシアがアサド政権に対して影響力があるのなら、こうした恐ろしい行為を終わらせる必要がある」

 一方、アサド政権側は「化学兵器は所有していない」と関与を否定したほか、ロシアも「NGOによる報告を信用するのではなく、公正な調査をすべきだ」と反論した。