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カブールテロ「タリバン」強硬派の犯行か

2017年6月1日 18:27

 先月31日、約500人が死傷したアフガニスタンの首都カブールの自爆テロで、情報機関は反政府勢力「タリバン」の一派による犯行との見方を示した。

 アフガン政府によると、カブール中心部の各国の大使館などが集まる地域で起きたテロでは90人が死亡、日本人2人を含む約400人がケガをした。

 大量の爆薬を積んだ汚水処理用の大型車を使った自爆テロとみられているが、アフガンの情報機関「国家治安局」は反政府勢力「タリバン」の一派、「ハッカニ ネットワーク」による犯行との見方を示した。

 「ハッカニ ネットワーク」は、パキスタンに拠点を置く「タリバン」の強硬派で、これまでにもアフガン国内でテロを繰り返している。

 一方で、これに先立って「タリバン」はテロへの関与を否定する声明を出している。