アメリカのトランプ大統領は、ホワイトハウスでユダヤ教の式典を開催し、大勢のユダヤ人らを前に中東エルサレムをイスラエルの首都と認めた自らの決定をアピールした。

　ホワイトハウスで行われるユダヤ教徒のお祭り「ハヌカ」の式典は恒例のものだが、今回はエルサレムを首都とするイスラエル寄りの決定をした直後となり、トランプ大統領は集まった大勢のユダヤ教徒らにアピールした。

　トランプ大統領「私はこの部屋に多くの幸せな人が集まっていると確信している。エルサレム！」

　一方、ティラーソン国務長官は今回の決定について「アメリカ国民の思いを実行に移しただけだ」と述べるなど、政府高官は相次ぎ今回の決定の正当性を主張している。