武装組織 サウジ王宮狙い弾道ミサイル発射
中東イエメンの武装組織が19日、サウジアラビアの王宮を狙って、弾道ミサイルを発射した。サウジ側によると、ミサイルは迎撃されたという。
ロイター通信によると、イエメンのイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」は19日、サウジの首都リヤドにある王宮を狙って、弾道ミサイルを発射したと発表した。
これに対しサウジ側は、ミサイルは迎撃したと発表。被害も出ていないとしている。
イエメンでは、イランが後ろ盾になっているとされる「フーシ派」がハディ大統領側と内戦を続け、サウジなどの周辺国は大統領側を支援して、空爆を行っている。
「フーシ派」は先月初めにもサウジの首都を狙ってミサイルを発射するなど、軍事介入を行うサウジなどへの攻撃を強めていて、緊張が高まっている。