ドヌーブさんら、広がるセクハラ批判に警鐘
ハリウッドを発端に世界で広がるセクハラ批判の動きについて、フランスの女性著名人らが行き過ぎではないかと警鐘を鳴らし、波紋が広がっている。
フランスの女優カトリーヌ・ドヌーブさんら女性著名人およそ100人は、10日付の新聞「ル・モンド」に連名でコラムを寄稿した。
このなかで、性的暴行は犯罪だと前置きしたうえで、「女性に言い寄ることは性犯罪ではない」「男性はひざを触ったり親密な話をしようとしたりしただけで職を奪われている」と主張。行き過ぎたセクハラの告発について「女性の地位を、保護が必要な子供にまでおとしめている」などと批判した。
一方で、このコラムに対しては「性犯罪の容認につながる」など、反論も相次いでいる。