アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問する方向で、調整していることが分かりました。実現すれば、バイデン政権発足以降、アメリカとして最高レベルの要人の訪問となります。

関係者によりますと、ペロシ下院議長は、今週末に日本を訪問した後、台湾を訪れる方向で調整を進めています。

台湾メディアによりますと、訪問は今月10日の予定でアメリカの議員団を率いて、訪れる見通しです。

今月10日は、アメリカが台湾との安全保障関係を定めた「台湾関係法」の制定から、43周年で蔡英文政権は、訪問団を迎える準備を進めているということです。

台湾には先月、アメリカの元高官らが大統領の意向を受け非公式に訪問しています。下院議長は、大統領権限の継承順位第2位で、実現すれば、バイデン政権発足以降、最高レベルの要人の訪問となります。