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“シリア支援”国際会議 4800億円支援

2018年4月26日 8:10

内戦が続くシリアの人々への支援策などを話し合う国際会議がベルギーで開かれ、2018年中に総額約4800億円の人道支援を行うことで合意した。

シリアの住民や難民への支援策などを話し合う国際会議はEU(=ヨーロッパ連合)と国連が開いたもので、85以上の国や地域の閣僚級と国際機関が参加した。会議は去年に続いて2回目の開催で、25日に行われた協議では、2018年中に総額44億ドル(約4800億円)の人道支援を提供することで合意した。

支援金はシリア国内の住民や、周辺諸国に逃れている難民への食料提供や教育などに充てられるが、支援総額は去年の会議での合意額を下回るなど、シリアでの内戦が長期化する中、継続的な支援のあり方も課題となっている。