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日米電話会議「核兵器の永久的解体」目指す

2018年5月29日 12:52

アメリカと北朝鮮の首脳会談をめぐり、トランプ大統領と安倍首相は、核兵器などの「完全かつ永久的な解体」を目指すことを確認した。

ホワイトハウスの発表によると、日米の首脳は「北朝鮮の核兵器、化学兵器、生物兵器、弾道ミサイル計画の完全かつ永久的な解体を達成することが共通の責務であることを確認した」という。

米朝首脳会談の開催に向け両国の代表者が協議を行う中、改めて、強い姿勢で臨む方針を示し、北朝鮮をけん制した形。

一方、29日付の「労働新聞」は、アメリカと韓国が引き続き軍事演習を予定していることなどについて、「米朝が対話を目指しているときに演習をあえて行う必要があるだろうか」と非難。「演習を繰り広げれば、すべてが元の状態に戻る」と警告した。

ただ、強い威嚇の言葉は避けていて、アメリカの反発を招かないよう配慮をしたとみられる。