パリ五輪パラリンピック組織委員会・エスタンゲ会長 報酬めぐり捜査対象に
今年開催されるパリオリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長が、報酬をめぐって捜査の対象になっているとAFP通信が報じました。
AFP通信によりますと、パリオリンピック・パラリンピック組織委員会のエスタンゲ会長は、理事会の承認を得て、年間27万ユーロ(約4300万円)の報酬を受け取っていました。さらに、最大で20%の増額も認められていましたが、報酬が法律で定められた非営利団体の上限を上回っている疑いが浮上し、フランス当局が捜査を開始したということです。
報道を受け、組織委員会は「驚いている。会長の報酬は非常に厳しく規制されている」とコメントしています。
パリオリンピックをめぐっては、フランス当局が去年、組織委員会の本部を、事業契約をめぐる不正疑惑で家宅捜索していました。