専門家パネル「北が核・ミサイル開発継続」
国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが3日、「北朝鮮は核・ミサイル開発を継続している」などとする報告書をまとめたことがわかった。
ロイター通信などによると、報告書は、北朝鮮制裁決議の実施状況を監視する国連安保理の専門家パネルが中間報告としてまとめたもので、3日に提出された。
報告書で専門家パネルは、北朝鮮が海上での積み荷の移し替え、いわゆる「瀬取り」の回数を大幅に増加させて石油精製品を密輸しているとしている。その上で、北朝鮮は制裁決議に違反して核・ミサイル開発を継続していると指摘している。