刑務所で死亡のナワリヌイ氏、囚人交換での釈放計画が最終段階にあった
ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の支援者は、囚人交換でナワリヌイ氏を釈放する計画が最終段階にあったと述べました。
今月16日に死亡したとされるナワリヌイ氏について、支援者は囚人交換で釈放する計画があり、死亡したとされる前日の2月15日に交渉が最終段階にあるとの連絡を受けていたとSNSに投稿しました。
計画は、ナワリヌイ氏とアメリカ人2人の3人とドイツで服役中のロシア保安庁のクラシコフ受刑者を交換するもので、富豪のアブラモビッチ氏が仲介していたとされています。
この支援者は「プーチン大統領はナワリヌイ氏を憎むことに執着していたということだ」と批判しました。
一方、ウクライナのブダノフ情報総局長はナワリヌイ氏の死因について血栓によるものだとの見方を示すなど、ナワリヌイ氏の死をめぐっては依然、情報が交錯しています。