「自由の女神」の島で火事 観光客ら避難
アメリカ・ニューヨークの観光名所「自由の女神」がある島で27日、火事があり3000人を超える観光客らが船で避難するなど一時、騒然となった。
ニューヨーク消防局によると現地時間27日の正午前、観光名所「自由の女神」があるリバティー島の建設現場で、ガスボンベから出火した。火はまもなく消し止められたが、この火事で建設現場の作業員1人が軽いけがをした。
当時、島には観光客ら約3400人がいて船で避難したほか、約2時間にわたって島への立ち入りが禁止された。
現場は「自由の女神」像からわずか60メートルの距離で、ガスボンベが3本あったことから消防局は「爆発すれば大惨事になるところだった」としている。出火原因はわかっておらず、消防局が調べている。