ロシア・プーチン大統領の夏休みの映像が公開された。去年の上半身裸の魚釣りから一転、今年は支持率の落ち込みを気にしたのか、山をハイキングするなど控えめな映像だった。

プーチン大統領は２５日から２日間にわたって、モンゴルと国境を接するトゥバ共和国の山岳地帯を訪れた。地元出身のショイグ国防相らと、ボートで川を移動しながら野生動物を眺めたり、近くの山をハイキングしたりするなど、束の間の休暇を楽しんだようだ。

去年もトゥバ共和国を訪れているが、この時は上半身裸で釣りをしたり、素潜りで魚を捕まえたりする様子の映像が公開されていて、これと比べると、今年は控えめな映像だった。年金制度改革などを巡って支持率が低下していることを考慮した可能性もある。