韓国旅客機事故 米事故調査当局も現地入り…原因究明へ調査本格化
韓国南部・務安で乗客乗員179人が死亡した旅客機の事故を受け、アメリカの事故調査当局も現地入りし、事故原因の究明にむけた動きが本格化しています。
179人が死亡した済州航空旅客機の事故原因について、韓国政府は、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会と合同で調査する方針を示しています。
韓国メディアによりますと、NTSBの専門家のほか、事故機を製造したボーイング社の関係者も現場に入り、調査を始めました。機体の残がいの状態や分散の状況を調べるとともに、ボイスレコーダーなどの解析にあたるということです。
こうしたなか、多数の死者がでたことをめぐって韓国メディアでは、旅客機が激突したコンクリート製の壁が被害を拡大させたとの見方も報じられています。この壁について韓国当局は、規定に沿って設置され問題はないとの認識を示しているということです。
最終更新日:2024年12月31日 11:45