NZ銃乱射 閉鎖していた小学校再開
ニュージーランドで起きた銃の乱射事件で、事件のあったモスクのすぐ近くにある小学校が再開し、校長が生徒らの心のケアを行った。
クライストチャーチ市内の事件現場近くの学校では、再開にあたって全校集会が開かれた。
地元小学校の校長先生「不安な子もいると思いますが、学校が支えになります。お互い話し合い、抱き合って助け合いましょう」
この学校は、様々な人種や宗教の子供たちがともに学ぶ公立学校。ブレントン・タラント容疑者は極右の差別的な思想から犯行に及んだとみられているが、生徒らに対して校長はともに助け合おうと呼びかけた。
学校側は必要に応じて、生徒のカウンセリングなどをするという。
一方、地元メディアはタラント容疑者は弁護士をつけずに法廷で自ら弁護する方針だと報じた。過激な思想について主張する狙いもあるとみられている。