北京冬季五輪、今夜開会式 新型コロナ影響も
新型コロナウイルスの影響もある中、北京冬季オリンピックは4日夜、開会式が行われ、7競技、史上最多109種目で熱戦が繰り広げられます。開会式の会場がある北京オリンピックパークから中継です。
記者「開会式は国家スタジアム、通称・鳥の巣で日本時間4日午後9時から行われます。今大会は東京大会以上に厳しい『バブル方式』が適用されますが、すでに一部選手の感染も確認され、厳戒態勢での開催となります」
3日間に限定された聖火リレーは4日朝、北京市内にある世界遺産の公園をスタートし、4日夜、開会式の会場に到着します。
感染対策のため、開会式は2008年夏の北京オリンピックに比べ時間も人数も大幅に縮小して行われます。
すでにバブル内では2日時点で、選手やチーム関係者を含む128件の陽性が確認されていますが、バッハ会長は昨日の会見で「感染対策が徹底されている」と評価し、大会の安全性を強調しました。
一方、4日からは「オリンピック外交」も本格化します。開会式には25か国の代表が出席し、習近平国家主席は4日、ロシアのプーチン大統領と対面での首脳会談を行います。
アメリカやイギリスなどが中国の人権問題などを理由に政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を表明するなか、国際社会からの幅広い支持をアピールする狙いがありそうです。