クリミアにウクライナ軍がミサイル攻撃 ロシア国防省「米供与のATACMS使用」
ロシアが併合したウクライナ南部クリミアで23日、ミサイル攻撃があり、子どもを含む4人が死亡しました。ウクライナが、アメリカから供与された長距離ミサイルを攻撃に使ったとロシア側は主張しています。
ロシアメディアによりますと、クリミア半島のセバストポリで23日、ウクライナ軍による大規模なミサイル攻撃がありました。この攻撃で、子ども2人を含む4人が死亡し、150人以上がケガをしたということです。
ロシア国防省は、ウクライナが、アメリカから供与された長距離ミサイルATACMSを攻撃に使ったとしています。
ミサイル5発のうち4発を迎撃したものの、残り1発が市街地上空で爆発したため、多数の民間人が犠牲になったと主張しています。
ロシア側は、ATACMSの運用には、アメリカの偵察衛星の情報などの支援が必要で、アメリカにも今回の攻撃の責任があると非難しています。