ロシア軍、ウクライナ中部など“ミサイル攻撃”8人死亡
ウクライナ中部などが19日、ロシア軍のミサイル攻撃を受け子ども2人を含む少なくとも8人が死亡しました。一方、ロシア国防省は20日、ウクライナから一晩で50機の無人機攻撃を受けたと発表しています。
ウクライナ中部のドニプロペトロウシク州の知事によりますと州都ドニプロで19日、ロシアによるミサイル攻撃を受け、住宅などに被害が出ました。これまでに、こども2人を含む8人が死亡し、34人がケガをしています。
ゼレンスキー大統領は現地を視察したとみられる映像をSNSに投稿し、ほかにも港湾都市オデーサなどに攻撃があり被害が出た、と明らかにしました。
また、ゼレンスキー大統領は19日、NATO=北大西洋条約機構とのオンライン会合でもロシアの攻撃を防ぐには、「最低あと7基の防空システムが必要だ」などと追加の支援を訴えました。
一方、ロシア国防省は20日、ウクライナから、8つの州に対し一晩で50機の無人機攻撃を受けたと発表しました。
ウクライナとの国境を接するベルゴロド州で2人が死亡したほか、別の3つの州でエネルギー施設などが攻撃を受け、火災が発生したということです。