上海市、トップを務める李強氏の再任を発表
中国・上海市は、市のトップを務める李強氏の再任を発表しました。ロックダウンの責任を追及する声もあり、去就が注目されていました。
上海市は28日、習近平国家主席の側近とされる李強氏が、市のトップである共産党委員会書記に再任されたと発表しました。
李強氏は、今年秋の党大会で最高指導部の政治局常務委員への昇格が取りざたされた“大物”ですが、3月以降、上海で新型コロナウイルスの封じ込めに失敗。2か月以上続いたロックダウンの責任を追及する声があがり、去就が注目されていました。
ただ、秋の党大会での最高指導部入りについて、複数の香港メディアは「見通せなくなった」などと報じています。