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サウジ石油関連施設、無人機から攻撃受ける

2019年9月14日 23:25

中東サウジアラビアで14日、石油関連施設が無人機ドローンによる攻撃を受けた。隣国イエメンの武装組織が自らの攻撃だと主張している。

サウジ内務省によると、14日、東部のアブカイクなど2か所で国営石油会社サウジアラムコの石油関連施設がドローンによる攻撃を受け、出火した。すでに鎮火したとする一方、被害は明らかにしていない。

ロイター通信によると、現場近くには世界最大規模の石油処理施設があるという。

隣国イエメンのイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」が、ドローン10機を使って攻撃したと主張した。

サウジは、イエメンの内戦に軍事介入していて、対立するイランが後ろ盾となっているフーシ派は、たびたびサウジ国内への攻撃を行っている。