米空軍がICBM発射試験“中国をけん制”
アメリカ空軍は2日、ICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射試験を行ったと発表した。軍事力を増強する中国をけん制した形。
アメリカ空軍によると、ICBMはカリフォルニア州の空軍基地から発射され、約6800キロ離れたマーシャル諸島の海上に到達したという。
空軍高官は「継続的な発射試験によってICBMへの信頼性が高まる」とした上で、「潜在的な侵略者を思いとどまらせるのにも役立つ」と強調。「効果的な核抑止力」の確保につながると説明している。
1日には、中国が建国70周年に合わせ、アメリカ本土に到達可能なICBMや新型ミサイルを公開し、軍事力を誇示したばかりで、アメリカは発射試験で中国をけん制した形。